昼間は働き、夜9時まで集中的に勉強。
夜更かしにならない健康的な生活。
進学するなら学費は自分で負担しようと考えていたため、1部に比べて学費が抑えられ、講義内容もほぼ同じで、就職活動にも差がない北海学園大学2部への進学を決めました。政治学科を選んだ理由は、世界のことを学びたかったからです。小さい頃からテレビが好きで、ニュースを目にする機会もありましたが、世界で起きている出来事について自分は何も知らないと感じていました。政治を学べば、ニュースに対して自分なりの意見が持てるのではないかと思ったんです。

北海学園大学2部を選んだもう一つの理由は、図書館司書の資格が取得できる図書館学課程があったこと。小学校の頃から読書が好きで、図書館に通う中で司書という仕事に興味を持っていたので、政治学科の学びに加えて図書館学課程も履修しました。
入学前は、夜間に学ぶ2部で友人ができるのか、生活リズムは整うのかという不安もありましたが、入学直後のオリエンテーションや1年次の基礎ゼミをきっかけに自然と友人ができました。思えば、朝8時台にアルバイト先へ出勤し、夕方は大学で自習、夜9時に講義が終わる生活は、とても健康的だったと思います。学生のうちから社会人に近い生活リズムが身についたことは、これから社会に出るうえで役立つかもしれません。アルバイトは昼間の時間を活用して、書店や生活雑貨店で働きました。基本は週に3、4日、1日6時間ほどの勤務です。日中は学生アルバイトが少ない分、パート勤務や社員といった幅広い世代の方と接することができました。
大学の学びや学外活動、そして旅行も。
時間をフル活用した4年間。
政治学科の学びでは、先生が最近の話題を授業に取り上げてくださることもあり、世の中の出来事を知るきっかけになりました。また、学部を横断して学べる仕組みを利用して4年次に参加した「天売島にぎわいプロジェクト」も印象に残っています。これは、人口約250人の天売島を訪れ、宿泊しながら学生が企画した地域活性化イベントを実施するプログラム。帰りのフェリーが欠航して急遽延泊になった際は、島の方々が着替えや食事を提供してくださり、人の優しさが身に染みました。新たな出会いや交流が、自分自身を成長させてくれた貴重な経験になりました。
また、1年次のオンライン講義で、「さっぽろレインボープライド」の方が講師を務めてくださったご縁から、4年間、LGBTQ支援のボランティア活動にも取り組みました。性的マイノリティ当事者の話を伺い、イベント実行委員としての活動は、社会の問題に対して自分の考えや意見を持つ経験になったと感じています。

図書館司書の資格取得を目指して履修した図書館学課程の学びは、データ検索の知識が大きな収穫です。大学ではレポート作成の機会が多く、そのためには本や資料の探し方が重要になります。図書館の使い方や目録の活用方法の学びは、ほかの授業にも活かせるものでした。
就職活動も無事に終わり、卒業後は名鉄観光サービス株式会社で働くことが決まっています。就職活動時に大学の1部か2部かを問われることはありませんでしたが、たまに自分から2部で学んでいたことを伝えると、「アルバイトは何をしていたの?」と会話が広がることがありました。また、日中に行われる就職セミナーや面接の時間は、2部の授業と重ならないので参加しやすい面もありました。

北海学園大学の給付型奨学金制度を利用しながら、アルバイト収入で4年次に学費の支払いは無事に終了。自分で学費を負担しながらも、北海道内をはじめ、広島、石川、福井、新潟、さらにはタイや台湾まで、多くの土地を旅できたことも楽しい思い出です。大学時代のアルバイトや旅行経験を活かし、関わる人たちの笑顔を引き出し、幸せや喜びにつながる仕事をしたいと思います。
