2部(夜間部) 経営学科

数字と文化から 企業をみる。

経営学部2部 経営学科3年 菊地 愛理 北海道室蘭栄高校

経営学部に進んだのは、商品の値段の背景に興味があったから。経営学は「人を動かす学問」だと知り、ますます興味が深まりました。2年次には3週間の海外実習に参加し、日米の企業文化の違いや企業分析の楽しさを体験。今は財務を勉強中で、「数字から企業をみる力を身につけたい」と話します。

「経営学=会社のこと」だけじゃなかった!

大学4年間は、留学や資格取得など、さまざまなことに挑戦したいと考え、日中の時間を有効に使える2部を選びました。1部とほとんど同じ内容の講義を、半額の授業料で受けられることも大きな決め手でした。

経営学科を志望したのは、商品の値段のつけ方や会社がどのように利益を生んでいるのかという事に関心があったからです。例えば、同じような石けんでもA社とB社で値段や売り方が違うのはなぜか。どんな価値や戦略がその違いを生んでいるのか。そういう仕組みを研究するなら、経営学がぴったりだと思いました。


大学で学ぶ前は、経営学は会社の経営や商品の価格など、お金のイメージが大きかったです。しかし実際にはそれだけでなく、消費者について学ぶマーケティングや会社の内部の人についての組織マネジメント、心理学など、幅広い分野を総合的に捉えることが大切だと授業を通じて知りました。なかでも「経営学は人についての学問であり、人を動かすものだ」という言葉が強く心に残っています。

実践を重視するのも北海学園大学ならではです。

私は2年次に海外総合実習を受講しました。5カ月間の事前学習を経て、ハワイに3週間滞在し、ハワイ大学の語学研修に参加しながら、異文化交流や企業訪問を行うプログラムです。生きた英語を学ぶと同時に、現地企業を訪問してビジネスリサーチにも取り組みました。

その中で印象深かったのが、日米それぞれのクラフトビール会社を訪問したことです。どちらの企業も個性的な商品を生み出すために、社員同士の距離が近く、活発にコミュニケーションを取っている姿が目を引きました。

このようなフラットで柔軟な組織文化は日本では珍しいのかもしれませんが、アメリカではこれが一般的なのかなという印象を受けました。日本では、まず制度化や言語化が先にあり、それから企業風土ができあがるような気がします。組織文化から企業を見ることで、こうした文化が企業のユニークな行動や成長につながっていることを学びました。

数字から企業を理解するって面白い!

2年次には、組織文化を通して企業を分析する手法を学びましたが、3年次の今は、財務諸表を用いた企業分析に取り組んでいます。

例えば、オリエンタルランドとサンリオという2つのエンターテインメント企業を比較すると、違いがはっきり見えてきます。オリエンタルランドはテーマパーク事業が中心のため、固定資産が多く、流動資産は少なめ。一方、サンリオはキャラクターグッズの販売やライセンス契約で利益を上げているため、固定資産は少なく、流動資産が多くなります。数字を比べることで、それぞれのビジネスモデルの特徴を知ることができます。

私はまだ財務諸表の読み方を学び始めたばかりですが、これからさらに理解を深め、数字から企業の行動や経営状況を把握できる力を身につけたいと考えています。組織文化と財務の両面の視点を持って、企業の姿をより深く捉えられるようになることが目標です。

現在は、国家公務員を目指して勉強中です。特に、国税専門官や経済産業局に関心があります。国税専門官は多くの企業と接しながら調査を行い、経済産業局では産業全体に関わる大規模な政策に携わることができます。どちらもスケールの大きな仕事で、自分の好奇心や探究心を活かしながら新しい挑戦を続けられると考えています。経営学部の学びを土台に、企業や社会に広く貢献できる公務員を目指しています。

北海学園大学経営学部では、授業だけではなく、実践も多いのが魅力です。海外実習や企業訪問、地域研修などを通して、数字や理論だけでなく、現場の感覚も知ることができます。興味のあることにどんどんチャレンジできる環境なので、新しいことに挑戦したい、座学だけではなく体験を通して学びたい人におすすめです。